Deutz Brut Classic(ドゥーツ・ブリュット・クラシック)

生産者について

1838年創立。家族経営からスタートした185年続く老舗メゾンとなります。高級シャンパーニュメゾンを確立すべく、ブドウ畑を一区画単位で拡大させ、現在の地位まで上り詰めています。1996年にCEOに就任したファブリス・ロセ氏によって積極的な設備投資が行われました。メゾンの良さを最大限に引き出す技術活用も加速し、さらにその地位を揺るぎないものとしています。

生産地について

いわずと知れたシャンパーニュにおけるピノ・ノワールの銘醸地、アイ村です。 自社畑で造られる厳選されたブドウより製造されています。

醸造方法について

徹底した温度管理を行い、ステンレスタンクで酸化などを一切回避して醸造されています。10℃という極めて低い温度で熟成しており、きめ細やかな泡を実現しています。

ブドウ品種について

シャルドネは、気候によってさまざまな味わいを楽しむことができる白ワイン用のブドウ品種ですが、シャンパンの原料としても重要な役割を果たしています。 ピノ・ノワールは、赤ワインに用いられるブドウで栽培が難しい品種です。それゆえ、土地の個性を強く反映することができ、ワインの表情を楽しむことができます。

香り・味わいなど

タンジェリン、白桃、ビスキュイの香り。フレッシュさと複雑さ、厳しさと優しさが絶妙にバランスよく調和しています。非常に泡がきめ細かくてクリーミーです。低温熟成(10.5℃）によって生み出されたムースのようなクリーミーな舌触りが特徴的です。 泡のきめ細かさ（弱く感じるかもしれませんが、液体に溶け込んだこの状態が健全な状態）は、誰が飲んでも美味しいと感じられる、万人におすすめできるシャンパーニュです。

受賞歴・評価

フランス評価誌はもちろん、オーストリア・ドイツの評価誌でも数多く受賞歴があります。 また、エールフランスやデルタ航空、アメリカン航空、日本航空のファーストクラス・ビジネスクラスのグラスシャンパンとして採用されました。 現在も国内トップレストランやミシュラン店で数多く採用されております。

相性のよい料理

もちろん単体で飲んでも美味しいですが、上品さのあるお料理と合わせたいシャンパンです。 以下、the newでソムリエとフードコーディネーターが考案したメニューです。 しらすと菜の花(ブロッコリー)フリッタータ：卵の優しさと、菜の花のはんなりした苦味が、ワインの上品さと合っています。 とうもろこしムース：とうもろこしの香ばしさとムースのクリーミーさに、ワインのイーストの香ばしさときめ細かい泡のクリーミーさが上手に寄り添ってくれます。ムースがさらに洗練された印象になります。 パリパリチキン・オレンジソース：オレンジ・マーマレードの味わいと、鶏肉のジューシーさや皮目のパリパリ感が、ワインのタンジェリンのニュアンスとビスキュイを思わせる香り、味わいのコクによく合います。 新じゃがのクロケット ：じゃがいものほっくり感、チーズの旨みと衣のサクッとした歯応えを、バランスの良いこのワインがさらにまとまりよく上品にしながら寄り添ってくれます。 エビの上湯炒め：エビの旨味と塩気を含むとろっとした質感がシャンパンの泡に最高に合います。 ホタテのソテーハニーマスタードソース：はちみつ感、ほたてのむちっとした甘旨みに寄り添います。 レシピも公開しているので、ぜひお試しください。