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生産者はブルゴーニュのムルソーで最も注目を集めているアンヌ・ボワッソン。1954年設立のドメーヌは現在、3代目のピエール・ボワッソンまで引き継がれています。酸化を防ぐために、収量制限によって収穫を早め、バトナージュは軽く、澱引きは樽内に窒素を充填させる徹底ぶりです。「ブドウに手を加えなければ加えないほど、ワインは良いものになる」という信念のもと、健全な畑づくりを行なっています。
商品情報
価格:
¥5,070(税込)
( アンヌ・ボワッソン ブルゴーニュ・ブラン )
750ml
ムルソーで大きな注目を集める若手生産者である、ピエール・ボワッソンは1954年に設立されました。ピエール氏はその3代目当主で、現在は父のベルナール氏との共同作業でワイン造りを行っています。ドメーヌの大きな特徴として、ワインを3つのラベル、ピエール氏本人の名義の他、父親名義のボワッソン・ヴァド、妹名義のアンヌ・ボワッソンでリリースをしています。これは地価の高騰が著しい昨今のブルゴーニュにおいて、ベルナール氏が相続税対策として、少しずつ畑を生前贈与しているためです。
ブルゴーニュ地方ムルソー村のブドウ畑は、“コート・デ・ブラン”(白の丘)と別称されるブルゴーニュ地方でも指折りの最高級白ワイン産地です。恵まれたテロワールから生まれるワインは、シャルドネの魅力を最大限に引き出しています。土壌は、白色泥灰土を含む石灰岩層で、ワインに雅やかなミネラル分やコクのある果実味、きれいな酸を与えてくれます。まさにシャルドネに最適な産地です。
ピエール氏は「ブドウに手を加えなければ加えないほど、ワインは良いものになる」という信念を持っており、畑での仕事を何より重要視しています。畑を健全に保つために、殺虫剤や除草剤、化学肥料などの化学薬品は用いず、収量制限を行い、ブドウの酸度を保持するためにいち早い収穫を行っています。白ワインは樽を使用して自然酵母で発酵させ、ごく軽いバトナージュを行いながら熟成。樽で熟成後にノンフィルターで瓶詰めをします。
シャルドネはブルゴーニュ地方マコネが発祥といわれており、現在世界各国で広く栽培されている白ブドウ品種です。世界で最も人気の高い白ブドウ品種とされ、気軽なデイリーワインから世界最高峰のワインまで、幅広いタイプが造られています。 産地によって香りや味わいはさまざまで、シーンや料理に合わせて楽しめます。アンヌ・ボワッソン ブルゴーニュ・ブランは、非常に上品で酸味と苦味のバランスがとれたシャルドネの味わいです。
2018年は年明けから寒い日が続きましたが、4月中旬を過ぎると一気に暖かくなって夏日が続きました。5月末から6月頭に掛けて雨が多く降った影響でベト病が発生し、一部の畑では雹害もありました。6月以降には天候が回復し気温も上がりました。2018年は若いうちから飲むこともできますが辛抱強く待てる愛好家ほど、その恩恵に預かれるでしょう。2003年や2009年に似ているともいわれています。
抜栓直後は、洋梨や白桃に加え柔らかなパイナップルの果実味が感じられます。時間の経過に伴いフレッシュなアーモンドやバターなど、クリーミーな風味が立ち昇ってきます。 品種に由来する旨味とミネラルが素晴らしいバランスで交わっていて、飲み心地がとても良いでしょう。やや強めのアタックを感じながら、きれいな酸味とほのかな苦味を楽しめます。
かぼちゃのクリームシチュー、鱸のクリーム煮、エビグラタンなど、ほっこりとあたたかい料理との相性が良いでしょう。ワインの上品な質感が、濃厚でクリーミーな味わいに寄り添います。 青椒肉絲やエビの上湯炒めといった中華との相性も抜群。海鮮の旨味ととろっと濃厚なたれの料理がワインの凛としたキレを引き立てます。
20歳未満の飲酒は法律で禁止されています。ご購入は20歳以上の方に限らせていただきます。
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