Cantina delle Vigne di Piero Mancini S.r.l Vermentino di Gallura DOCG Spumante Brut(ヴェルメンティーノ ディ ガッルーラ スプマンテ ブリュット ピエロ マンチーニ)

生産者について

1965年に設立されたこのワイナリーは、ピエロ・マンチーニ氏がスタートさせました。マンチーニ氏は、もとは歯科医でしたが、以前から抱いていたブドウ作りへの興味が高じて畑を購入。当初、ブドウは地元の組合に販売していましたが、1979年に息子のアレッサンドロ氏がピアチェンツァの農業大学を卒業すると同時に、自身のカンティーナを造ることを決心。そして1989年に初めて自社瓶詰を行い、1990年から販売も開始しました。 現在ではガッルーラ地域のブドウ畑の90％を所有し、その自社畑で収穫されたブドウが、ここの高品質なワインの根底を支えています。また、現在はアレッサンドロ氏が社の指揮を執っています。

生産地について

地中海でシチリアに次いで2番目に大きな島で生産されています。ボッタルガという魚の卵巣を塩漬けにしたイタリアのカラスミが名産で、羊が多い地域です。平野部は18.5％しかなく、土壌は花崗岩、玄武岩などが多いです。 海岸部は地中海性気候で夏は乾燥していて、冬は温暖な気候が特徴です。内陸部は大陸性気候となり、昼夜の寒暖差が激しく冬の寒さは厳しいです。降雨量は少なく、島全体非常に風が強いです。主要なブドウ品種は、白がヴェルメンティーノ、赤がカンノナウ（グルナッシュ）です。

醸造方法について

ヴェルメンティーノ ディ ガッルーラ スプマンテ ブリュット ピエロ マンチーニは、低温での発酵を採用しています。低温で発酵することで、果実味や酸味を引き出すことができ、ワインの品質を高めることができます。 また、瓶内での二次発酵を採用しています。瓶内での二次発酵は、他のスパークリングワインのように大型タンクで行う方法ではなく、ボトルの中で行われるため、微細な泡立ちや複雑な風味が生まれます。

ブドウ品種について

ヴェルメンティーノは、リグーリア州、トスカーナ州、サルデーニャ州、フランスコルシカ島などティレニア海沿いで栽培されている白ブドウです。繊細で柔らかく、黄桃のアロマを持ち、後口にかすかなほろ苦さを感じさせるワインを生みます。サルデーニャのヴェルメンティーノは、華やかな香りとはっきりとしたミネラル感が特徴です。

香り・味わいなど

ヴェルメンティーノ種で造られる珍しいスパークリングワインは、明るい黄緑色、ミネラル感、レモンのような爽やかさを感じます。酸がしっかりしておりシーフードとの相性が良いです。

受賞歴・評価

（NV）サクラ・アワード 2017 金賞

相性のよい料理

前菜からメインの魚料理、オイルベースや濃厚なソースのパスタまで楽しめる1本です。the newでは、ウニの冷製パスタ、ホタテとアボカドのいくら醤油漬けのせをペアリングの料理として、ワインに合わせて考案しました。 白身のお寿司やてんぷらとの相性も良いでしょう。良く冷やしてお飲みください。