Logan Wines Clementine Pinot Gris(ローガン・ワインズ・クレメンタイン ピノ・グリ)

生産者について

生産者のローガン・ワインズは、オーストラリアを代表する冷涼な産地で、1997年よりワイン造りを行っています。設立者でオーナーでもあるピーター・ローガン氏自らが醸造を行い、そのワインは「現代オーストラリアの象徴」とも言われています。ローガン氏は、オーストラリアワインの良さであるパワーと恵まれたフルーティな果実味、それに旧世界の繊細さ、骨格、バランスを融合させた独自のワインを目指しています。

生産地について

オレンジ地区はオーストラリアのニューサウスウェールズ州に位置するワイン産地で、この地域は標高850mの高地で、火山性の土壌が広がっています。このような環境は、ワインに独特の風味とテクスチャーをもたらします。

醸造方法について

醗酵：コンクリートとステンレス。天然酵母で果皮と共に7日間醗酵(一部全房醗酵)熟成：21%フレンチオーク、79%ステンレスタンクでそれぞれ 3カ月

ブドウ品種について

ピノグリは、ピノ・ノワールの突然変異種で、果皮は灰色がかったピンク色です。主に白ワインの原料となり、豊かな果実味と力強い余韻が特徴です。フランスのアルザス地方やイタリア北東部のフリウリで多く栽培されています。

香り・味わいなど

マンダリン、ブラッドオレンジなどの柑橘系の香りに木苺、ジンジャー、ジャスミンなど多様な華やかな香りが混在しています。味わいはフレッシュでしなやか。果実味が豊かでチャーミングな一面もあり、含んだミネラルと綺麗な酸味がバランスよく溶け込んでおり、絶妙の甘辛度を保っています。また、滑らかなタンニンがエレガントな余韻へと導きます。

相性のよい料理

華やかかつコクのあるオレンジワインは要素がたくさんありますが、調和がとれており、シンプルな料理から手の込んだ料理まで万能に合わせることができます。ワイン選びに迷ったら頼りになる一本です。 ニラと桜エビのチヂミ：桜エビからの旨みとワインの旨みが同調し、もちもちした食感とワインのクリーミーな印象が面白いハーモニーを生みます。ニラのシャキシャキ感が良いアクセントです。 菜の花のくるみ和え：菜の花のほのかな苦味となめらかな質感のワインをクルミのオイリーなニュアンスが見事に同調させます。ワインと料理が一体となって新しい味わいを生み出します。